AKI-H8/3069F を購入

「12ステップで作る 組込みOS自作入門」を読んだので、これは実機で動かさないといけないということで、「AKI-H8/3069F」を購入した。


マザーボードセットで購入した。ゆくゆくは、「はじめる組込みLinux」に乗っているようにH8ボード上で、uCLinuxを動かしたいからだ。

はじめる組込みLinux H8マイコン×uClinuxで学べるマイコン開発の面白さ

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マザーボードセットは、半田こてでいろいろ付けないといけないため、大変だ。
とりあえず、「AKI-H8/3069F」単体で動かすことにした。
母艦のOSは、Ubuntu12.04だ。シリアルポートがないので、一緒に購入したUSB変換ケーブルでつなげることにする。
このUSB変換ケーブルが鬼門らしい。
マザーボードセットについていたACアダプタをH8ボードにぶっ差して、USB変換ケーブルを差して、動かしてみた。

以下のコマンドにより、サンプルプログラムをH8ボードに書きこもうとしたが、失敗する。。

$ h8write -3069 -f20 kzload.mot /dev/ttyUSB0

むっ、さすが鬼門ということで、別のライタツールであるkz_h8writeを使ってみた。

$ kz_h8write -3069 -f20 kzload.mot /dev/ttyUSB0


ダメだ。。

Linux環境がダメなのか?
Windowsでやってみよう。ダメだ。。

USBが悪いのか?ネット喫茶に言って、シリアルポートがあるマシンでやってみよう。。
ダメだ。。。

しかたがない、販売会社の秋月電子に電話だ。
秋月電子のサポートの方は、丁寧で親切な人でした。
H8ボードを送れば見てくれるということなので、郵送。
ボードが交換されて帰ってきました。

しかし、ダメだ。。なぜだ。。

再度、サポートに電話。
なんとマザーボードセットに入っていたACアダプタが15Vが混入しているとのこと。
確かに見てみるとそうだった。。
5Vを刺さねばならないのに、15Vをかけていた。。
そりゃICが壊れるわ。。

ということで、H8ボードとマザーボードセット一式を送ってくれました。
新しいボードと新しい5VのACアダプタにしたところ、あっさりと書き込みできました。

いや、良い経験になった。
15VのACアダプタとICが壊れたH8ボードとマザーボードセット一式が無料で手に入ったし。。

これだから、ハードウェアは面白いね。。