TechCrunch Hackathon Osakaに参加して来ました

久しぶりのブログ更新になってしまった。
TechCrunch Hackathon Osakaに参加して来ました。1年ぶりのハッカソンです。
前回が同じ大阪市主催の「ものづくりハッカソン」1回目でした。
そこで一緒のチームになった大学生(当時)、現在、大学院生1年目のやつに誘われて今回、参加しました。


大学院生は、わしの中では、弟子という扱いなのだが、本人は認めない。
本人曰く、何も教えてないじゃないかとのこと。確かに、わしが教えることよりも
教えてもらうことの方が多い。。まぁ、年の功ということで、弟子扱いでよいだろう。


弟子と一緒に参加したのだけれども、チームは別々になった。
弟子に断られてしまったからだ。。



わしのチームは、おっさん連中に現役高校生が2名という凸凹チームだった。
作ったものは、BlueToothで近くにいる人と同期するYoutubeプレイーヤだった。
(同期するとヘッドフォンが輝くギミック付き!リアルいいねボタン付き)
Android同士でBlueTooth通信をしたかったのだが、ちょうどよいAndroidが1台しか手に入らなかった!!
Nexus7とかKindleとか借りてはみたものの、開発環境を作るのに手間取ってしまい断念してしまった。修行が足りない。。
結局、なぜかBlueToothを搭載した、SensorTagという機械があった(ロビー活動が得意なディレクターのおかげです!)ので、


それとAndroidBlueToothで接続した。
っていうか、それって単なるBlueToothリモコ○じゃね。って自分にツッコミつつ作業していた。


そのものずばりのサンプルコードがあったので、有効活用させて頂いた。


Youtube動画の方は、ちゃんと「YouTube Android Player API」を使って実装した。

昔は、WebViewを使って、Youtubeを表示していたが、その場合、動画のコーデックやAndroidのハードウェアに依存するため微妙らしい。
実際のコードは、「YouTube Android Player API」のサンプルプログラムのコピペだ。
コピペプログラマバンザイ!



弟子のチームは、VJシステムでグレースノートに音楽ファイルをアップロードして
音楽のムードやビートに併せて、ビジュアルを生成するシステムを作成した。
しかも、ビートに併せて、マッサージ機が動作する。ライブハウスのように音楽を肌で体感するコンセプトらしい。



総勢50名ぐらいで、12チームだったのだが、優勝したのは、ポスターのPVを測るシステムで
準優勝が酒を呑んで酔えば酔うほど強くなるというゲームだった。


金の匂いのするプロジェクトが選ばれた感じがする。
まぁ、いろんな業種の人(ディレクター、デザイナー、ソフトウェア技術者、ハードウェア技術者等)が集まって
何かを作るイベントなので、技術だけで審査するのは不可能だろうから、どうしてもビジネスよりの評価が必要な気がする。


自分が作ったものは、棚にあげるとして、弟子が作ったやつは技術的にすごく面白かった。
音楽のリズムと同期して、マッサージと画像が動くのである。画像は、Unityで制作していたようだ。
いろんなジャンルの技術を組み合わせて、見た目にも派手なものをつくるのはまさしくハッキングだ!
グレースノート賞でPS4をもらっていたので、本人たちは満足なのかも知れんけどね。
わしが審査員なら、ダントツで弟子のチームだと思った。


いろんな人が集まるイベントは、やはり楽しいですな。
普段扱っていない技術を見るとその魔術ぶりに驚くばかりだ。
また、ディレクターやデザイナーばりばりの人たちと議論するのが楽しい。
業界が違うと、世界観やセンスが結構ちがって、いい刺激になる。


来年も参加できるよう日々修行だ。


作成したAndroidアプリのソースコードを公開しました。
GitHub - forest1040/HeadScratch
APIキーを削除したぐらいなので、コメントアウトが沢山残っていたりして生々しいコードになっています。